ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Between Neuroscience and Marketing

安宅和人: 脳神経科学とマーケティングの間に棲息

僕とニューロサイエンスとマーケティングの関係

個人的な最も深い関心は、どうして人は一人一人違うのかということ。この問題、しみじみ考ええていると、結局のところ、同じ経験をしても同じようには感じないのが根っこだと思うに至り、ずっと「知覚」について携わってきました。


一番根源的な解明にはおそらく先端の生物学視点から脳神経系に立ち向かうのがよいのではないか、と思い、分子生物学的な研究を当初していたのですが、脳のDNAばかりを見ていてもしょうがない気がしていた矢先、消費者マーケティングというもっとダイレクトに人の心、ニーズの発生に取り組みうる分野に出会い、経営コンサルティングファームで仕事を始めました。


それが4年ほど立ったところで、もうこちら側からのアプローチはだいたい見えた気がして、大学に戻ったのが11年前。、、、そこから6年前までアメリカの東海岸にあるイェール大学で脳神経系の研究をしていました。学位(Ph.D.)をとったあと、そのままポスドクをしていたのですが、例の911が起き、友人は何人も連絡は取れないは、通勤の電車の中では毎日人が共鳴するかのように泣いているはで、2001年末につらくなってもどって来ました。


今はコンサルティングファームに戻って、再び消費者マーケティングの世界で商品開発、ブランドの立て直し、などに主として携わっています。一度はお腹いっぱいと思ったものの(笑)、これはこれで人の心に直接的に関わることが出来て本当に楽しい。


そんな基礎と応用を往復しつつ人の心について考察してきたこと、あるいはそういうニューロサイエンティストの心を持ちつつ、行ってきたマーケティング、人生、あるいはその辺りの普通のことについて少しずつ考察していけたらと思っています。


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