Leica M7, 90mm Tele-Elmarit F2.8, RDPIII @Grand Canyon, AZ
いまブクマでトップを走っている宮崎駿さんの言葉がすばらしい。あとで振り返れるよう、心にしみた言葉を少し残しておきたい。
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自分たちは、悪人をやっつければ世界が平和になるという映画は作りません。、、、「あらゆる問題は自分の内面や自分の属する社会や家族の中にもある」ということをいつも踏まえて映画を作らなければいけないと思っています。、、、「自分の愛する街や愛する国が世界にとって良くないものになるという可能性をいつも持っているんだ」ということを、私たちはこの前の戦争の結果から学んだのですから、学んだことを忘れてはいけない
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私たちにとっていつも考えなければならないのは、日本の社会であり、日本にいる子どもたちであり、周りの子どもたちです。それをもっと徹底することによって、世界に通用するぐらいなある種の普遍性にたどり着けたら素晴らしい。
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甲冑魚というのは私が子どものころ、とてもドキドキした記憶があるんです。だからデボン紀にしたのです。
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現実の世界を追いかけていくうちに映画が複雑になってしまったのです。、、、(分かりやすい作品は)DVDにもなっていませんし、一切外に出ていない
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少しずつ変えていっても、現代の文明の終焉までに滑り込みセーフになるのかどうか、私はあまり自信がありません。ただ個人的には、自分と自分の周辺に関しては最大限の努力をしていくつもりです。
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8歳の少年は悲劇的にならざるを得ないものを強く持っている、、、知らなければいけないことが山ほどありすぎ、身に付けなければいけない力はあまりにも足りなくて……つまり女の子たちとは違うのです。少女というのは現実の世にいますから、極めて自信たっぷりに生きていますけど、男の子たちはちょっと違うのだと思います。、、、その年齢の少年たちは実に簡単に世の中のワナに引っかかるのです。つまらないカードを集めたり、つまらないラジコンの車に夢中になったり、あっというまに商業主義のえじきになってしまって、なかなか心の中を知ることができないのです。
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アニメーションを作るのは個人的な努力だけではなくて、本当に面倒臭い仕事をいっぱいやらないといけないのです。、、、「みんなでやってよかった」というものを探す責任を私は背負ってアニメーションスタジオにいます
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お金集めは鈴木(敏夫)プロデューサーがやってくれるので何の心配もいりません。つまり、自分の才能の不足に苦しむのだと思います。
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「商業的に成功することは、大して意味がないんだ」と本当は思っています。仕事を続けるために一定の商業的な成果を上げなければなりませんが、それは目的ではありません。、、、ですから私たちは「30年はお客さんに見捨てられない映画を作りたい、それができたら素晴らしい」と思っています。
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——宮崎さんの映画を見た子どもは将来どんな仕事を選ぶでしょうか?
宮崎 普通の人になってもらえればいいと思います。
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現在の賢人。その言葉が読み終わったときに心に浮かんだ。心なしか涙ぐんだ。
「現実は矛盾の束」というのは開高健さんの素晴らしい喝破だが、それを包含した厚みと深さのある言葉に打たれた。
さあ仕事にいかなければ!皆さんにとって素晴らしい金曜、そして週末になりますように!