アメリカ

渡米して最初に思ったこと(2) - 決断と日本人の甘え

(前エントリの続きです) Leica M3, 50mm Summilux F1.4 @旭山動物園、北海道 決断 多くの人は、自分は決断なんてしてきたつもりはない、という。でももう大きな判断はしているはずだ。今はそこまで思わないだけで、きっとあれが大きな分岐点だったんだなあ…

渡米して最初に思ったこと(1) - 自由の本質、、、at your own risk (人のせいにしない)

Contax T2, 38mm Sonnar F2.8 @New Haven, CT (ちょうどアメリカに行って間もない頃の写真です) 週末メールフォルダーを整理していたら、思いがけず、自分がアメリカに旅立って間もなくという11年あまりまえの夏の日の思いを綴ったメモが出て来た。 当時ブ…

オバマ次期大統領 : 地元シカゴのリアクション

Leica M7, 50mm Summilux F1.4, PN400N @Santa Monica, CA オバマ次期大統領の地元、シカゴにすむ友人から素晴らしい速報を頂きました。生々しさが下手に触ると失われてしまうと思うので、as isでシェアします。すーさんありがとう! - (以下引用) オバマ…

Obama, you did it!

Leica M7, 50mm Planar F2.0 @Singapore このような歴史的な瞬間に立ちあえるとは何たる幸運。 20万票以上も票で勝ちながら、母校Yaleの選挙区で1割も票を取れなかったブッシュに、その弟が知事をやっているフロリダの怪しげな投票紙と、裁判所で負けたゴア…

米国横断フォトエッセイ7 : ジョシュアツリー(Joshua Tree)

Joshua Tree、日本語読みでヨシュアツリー、すなわちヨシュアの木がどうしても見たかった。 ネヴァダからカリフォルニアに向かっていた。砂漠を越え、山を超え、そして砂漠を越えた。ネヴァダは途方もない国だった。華氏で120度。100度を超すと風邪だという…

自民党総裁選とアメリカ大統領選を見ていて思うこと

Leica M7, Summilux 50mm F1.4 @Washington DC 日本でもアメリカでも選挙がホットだ。 みんなそれは毎日気付いていると思う。で、毎日別に何を見るという訳でもなく、そういうニュースが入ってきてそれを見ていてつくづく思うのが、自民党とアメリカの共和党…

米国横断フォトエッセイ6:フィールド・オブ・ドリームス

Leica M7, Summilux 50mm F1.4, PN400N(以下同じ) ピッツバーグは川面に浮かぶ街だ。二つの河の交わる中、カーネギーが巨万の富を鉄鋼業を通じ築き、金融の巨人であったメロン財閥の作り上げた街でもある。 もうとっくにピークを過ぎたはずのまちなのに、…

米国横断フォトエッセイ5: 「僕の右手」

Leica M7, Biogon 35mm F2, RDPIII 僕の右手をしりませんか 行方不明になりました 指名手配のモンタージュ 町中に配るよ今すぐ探しに行かないと さあ早く見つけないと 夢に植えた野良犬、今夜ほえている 見たことも、ないような、マイクロフォンの握り方で …

米国横断フォトエッセイ4:ダイナー 、、、心に通じる道は胃を通る

アメリカに行くと、とにかく無性に行きたくなるのがダイナー。街の飯屋と言うか、朝ご飯屋というべきか。大体ブレックファーストメニューというのを、朝昼晩を問わずメインに出しており、どこに行っても殆ど同じメニューがある。もちろんハンバーガーなども…

米国横断フォトエッセイ3:ハーバードのキャンパスにて

僕が旅行に行くと必ずよるのがその街の大学のキャンパス。アカデミアが長いせいか、アカデミアに対するrespectが強いせいか、旅では途上国の市場(いちば)を回るのと同じぐらい好き。なぜかほっとするとともに、その街にある気高くそして前向きなエネルギー…

米国横断フォトエッセイ2:デトロイト空港にて

ボストンに行くコネクションでデトロイトに立ち寄る。なんだかアーミーまでいて相変わらずの重圧感だ。でも周りの人は、平然と子供と佇んだりしている。あの戒厳令状態の時のように兵器を持ち歩いている訳ではないからかもしれない。 Leica M3, Tele-Elmarit…

米国横断フォトエッセイ1:ニューヨークの熱さ

しばらく今回のアメリカ横断で印象に残ったものを残していけたらと思います。 - この街の人は確かに生きている。 それをニューヨークの街を久しぶりに歩くと実感する。 Leica M7, Summilux 50mm F1.4, PN400N お前も正面から生きることに立ち向かっているの…