人生

米国横断フォトエッセイ1:ニューヨークの熱さ

しばらく今回のアメリカ横断で印象に残ったものを残していけたらと思います。 - この街の人は確かに生きている。 それをニューヨークの街を久しぶりに歩くと実感する。 Leica M7, Summilux 50mm F1.4, PN400N お前も正面から生きることに立ち向かっているの…

日本発色が消滅!?!!

僕が初めて行ったプロラボ、「日本発色」が、アメリカに行く直前に廃業していたことを知りました。ショックです。 職場の近くの六本木事業所には随分お世話になりました。六本木店を閉められてからしかたなく、コダック系の堀内カラーに行っていたのですが、…

帰国しました。

ボストンから入って懐かしのニューヘイブン(ずっと研究していた町)、Stamford(最後の数年住んでいた町)、ニューヨーク、バッファロー、ナイアガラフォールズに移り、、、、ピッツバーグ、コロンバス、インディアナポリス、、、、アルバカーキからモニュ…

しばらく旅に出ます。

以前より時折少しずつ書いてきましたが、本日より久しぶりのまとまった旅に出ます。二週間あまりかけてアメリカを横断する予定です。アメリカ文化そのものと言っても良いクルマで7割がた、残りを飛行機で飛ぶつもりです。当初、全てをクルマでと思っていま…

Brazil 26:Ciao! (最終回)

(Brazil 25より続く) 旅立ちの日が来た。サンパウロのきれいなシティ・ホテルで朝ご飯を食べる。パパイヤがおいしいのは相変わらずだが、なにやら空虚である。物理的にはまだブラジルだが、ここはもうアマゾンではない。既に体の半分はニューヨークに、ア…

アメリカはやっぱり味盲の国、、、?

先ほど面白いウォールストリートジャーナルの記事を見つけました。英語が得意な人はご覧になってはいかがでしょうか? Americans are taught from an early age that there are four basic tastes -- sweet, salty, sour and bitter. . .(我々アメリカ人は…

祝一万ページビュー

6/14に立ち上げてからちょうど一ヶ月。今ふと見ると10000ページビューを超していました!こんな短い間にもたくさんのことを経験し、考えさせて頂きました。みなさん本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします!! - 皆様のおかげで、すこ…

Brazil 14:音楽、人種、リズム

(Brazil 13より続く) 計画にめどが付くと途端に腹が減ってくる。バッフェに入る。奇怪な物体が皿の上に寝ている。どうも魚らしい。馬を上から叩きつぶしたような顔をしている。口は掃除機の吸い込み口そっくり。何だこれは?と聞くとただ一言、スルビン、と…

衣替え

どうもこういうブログはあまりないようですが、僕は服を着替えるようにデザインを変えたくなってしまいます。で、結局変えてしまうわけですが。:) 来月の前半、二週間以上かけて北米を横断することにしました。ほとんどブラジル旅行以来のビッグトリップで…

Brazil 13:釣行に向けて

(Brazil 12より続く) マナウス到着当日、夕方。河に圧倒されたまま、部屋に戻り、マナウスでの計画を練る。具体的には、アメリカから担いできたラフガイドなるブラジル案内本を開き、英語の通じると思われるツアー会社に片っ端から電話をかける。目的は、と…

Brazil 12 : 食べることと出すこと

(Brazil 11より続く) 少し、生きることの本質的作業について取り上げたい。食べることと出すことである。ブラジルに来てから何がうれしいと言って食べ物が本当にうまいことである。何を食べてもうまい。どこで食べてもうまい。これは本当である。空港のレス…

Brazil 8:アマゾンのジャングル開発

(Brazil 7より続く) あまりにもマナウス周辺のジャングル開拓が急速に進んでいるために、この辺りの気象も劇的に変わりつつあるとガイドは嘆く。何年か前には、瞬間風速ではあるものの53度という気温を記録したという。老人や小さな子供などは空調なしではひ…

Google リーダー

ちょうど10日たったので気分転換に(着替えの気分で)デザイン変換してみました。Hope it is not annoying! しかしこのブログというシステムはすごいものですね。毎日感動しています。あと、書くようになってから色々なブログを前以上にちゃんと見るようにな…

Brazil 7:ガイドのおっさん

(Brazil 6より続く) ガイドのおっさんは見事な英語を話す。大半を占めるブラジル人客相手にポルトガル語でいったん説明したあと、目の前に座っている僕らのために英語で要約版を話してくれる。後ろの方にいるイタリアから来た初老の夫妻が、イタリア語でもや…

凝縮された一瞬

金曜日、全く予期していなかったのだが、ある集まりで偉大な人物にお会いした。桑田真澄氏である。五度にわたる甲子園出場、市場最年少優勝投手(高一夏*)、甲子園通算20勝(優勝2回、準優勝2回)、巨人入団二年目にしてエース、沢村賞、ベストナイン、ゴー…

Brazil 1:出発

(Brazilより続く)二月某夜、ブラジル行きを決意する。滅菌されきった自然や、芸術的といっていいほど単純なアメリカ料理、無理して強がっているアメリカに疲れ、もっと猥雑で、自分の手と足を使い、地べたの上にちゃんと立って生きている人たちに会いたい…

僕とニューロサイエンスとマーケティングの関係

個人的な最も深い関心は、どうして人は一人一人違うのかということ。この問題、しみじみ考ええていると、結局のところ、同じ経験をしても同じようには感じないのが根っこだと思うに至り、ずっと「知覚」について携わってきました。 一番根源的な解明にはおそ…